野球をする小学生を持つ親御さんにとって、一生懸命練習をしている子供に効率良く、そして、正しく練習して少しでも早く試合等で活躍してもらいたいものです。
特にバッティング練習を小学生の子供一人が、自宅で自主練習をする場合に思いつくのは素振りです。
ただ、この素振りをするにも今では非常にいい道具が作られ、また、今までは2人は必要だった練習も小学生一人で練習する事が出来る道具があります。
そんな、野球の自主練習で小学生一人で使えるバッティング練習道具。全て、自分の子供や教えている子供達が使って意味があった練習道具のみの紹介です。
スイング時、脇が開くのを強制したい場合に使える道具
UNIX(ユニックス) 野球 スイングリフォームベルト
両手首をこのベルトに通し素振りをすると、バットスイング時の脇の開きを自然に抑え理想的なスイングを体で覚えられるようになります。
素振りトレーニング時に、吊るして使うイメージスイングに最適な簡易マーカー付。
対象が大人になっていますが、手首周りが17.5cmと狭く、実際大人が使用すると手首周りが非常にキツく摺れてしまう場合があります。
逆に小学生位の子供が使用するには、丁度いいサイズになっています。
スイング時に脇が開くと言う事は、スイング時に手首が絞れず、逆に手首同士が離れてしまうので、その手首同士が離れるのを強制出来ます。
UCHIDA パワースラッガー パワーアップ練習用(コンパクトタイプ)
小学生位の子供が自主練習で素振りをしているとだんだんと飽きてきて、逆に雑な素振りになりフォーム自体が崩れてしまいます。
飽きてくるのは仕方が無いので、一人で素振りをしていても何か変化があると意識が変わってきます。
UCHIDA(ウチダ) パワースラッガー パワーアップ練習用(コンパクトタイプ)を使って素振りをすると、脇をしめヘッドを立てた状態で下半身から始動すしなくてはなりません。スイングのインパクト時に、「カーン」と重りが移動して音が鳴ります。
このスイング時に音が鳴るようにしようとすると、必然的にスイング時に脇を閉めた状態でスイングをしないといけなくなります。まさに、スイング時に脇が開く子供の強制にピッタリです。
また、インパクトの一瞬にかかる負荷で力を集中する感覚を養へ、振り出しが軽く、腕に無駄な力が入らない素振りをするようになります。
スイング時にヘッドが下がると、「カーン」と鳴るインパ クト音が早く鳴るので、そのインパクト音の鳴る場所で今のスイングがどうだったのかを体感的に理解させやすいです。
もちろん、ドアスイング時にもインパクト音が早く鳴るので、ドアスイングをしているのを理解させるのにも役立ちます。
スイングスピードをアップさせたい場合
ただ、闇雲に素振りをしていても、スイングスピード自体は徐々にしか上がってきません。
スイングスピードをアップさせたい場合には、素振りに工夫が必要になってきます。
この記事内で書いている、バットウェイトを工夫して素振りをするようにしたらいいです。
実際にボールを打ってミート力アップをさせたい場合
実際にボールを打とうと思うと、ティーバッティングなどでは球出しにあと一人必要になってきます。
この球出しをマシンを使って行うと、一人でティーバッティングの練習が出来ます。
FIELDFORCE ティーバッティング ネット オートリターン トスマシン セット
バッティング練習で一番楽しいのは、やはり、実際にボールを打つ事です。このトスマシンセットを使うと、小学生一人でもティーバッティングの練習が出来ます。
また、付属している専用ボールは穴が開いており、トスされた専用ボールを打つタイミングで若干ボールの軌道が変わります。
この軌道が若干変わるのが一つのポイントで、インパクト時までしっかりとボールを見ていないと、きちんと打ち返せない事があります。
集球ネットになっているので、打った後のボール集めをする必要が無いです。
実際のボールを打つわけでは無いので、インパクト時の負荷が軽く、バットの芯で打たなくても飛んでいくので、バットの芯でしっかりとインパクトしたのを体に覚えさせるには、少し向いていないです。
ボールを打つ楽しさは体感出来るので、バッティング練習のクセ付けには非常にいいです。
Promark バッティングトレーナー トス対面II HT-89
先程のトスマシーンは専用ボールを使用するタイプでしたが、このPromark バッティングトレーナー トス対面II HT-89は、試合などで実際に使用するボールをセットするタイプのトスマシーンです。
使用出来るボールも、硬式・軟式・ソフトボールに対応しているので、小学生だけで無く中学・高校・大人でも使えるのが特長です。
また、専用の集球ネットを使用すると、エンドレスでティーバティングが出来るようになりますが、ネットの幅が広いので設置する場所を考える必要があります。
電源もACアダプタと乾電池のどちらかで動作させる事が出来るので、乾電池を使えば屋外練習などにも使えます。
ボールのトス間隔が少し長いので、大人が使用するには少しじれったいところがありますが、小学生位の子供が使用するには、次のボールがトスされるまでフォームの確認をしたりする時間があるので、小学生には非常に向いているトスマシーンです。
ちなみに、5年程前から使用していますが、今現在も壊れる事無く使用出来ています。
より実践感覚に近く動体視力や反射神経も鍛えたい場合
フィールドフォース スピードシャトルマシン
スピードシャトル特有の直線軌道から山なり軌道を発射できるこのマシンがあれば、パートナー不要・省スペースでバッティング練習ができます!
バトミントンのシャトルの形状をより小さくした、スピードシャトルを自動で発射してくれるスピードシャトルマシン。
発射角度を3段階で調整出来るので、速球対策やタメ打ちの練習にもなります。スピードシャトルを打ち返しても遠く迄飛ばないので、広い練習場所が確保出来ない場合にも有効で、何といっても一人でバッティング練習が出来るのが魅力です。
スピードシャトルマシンには6個しかスピードシャトルが付属していないので、壊れた時の予備にも前もって別途スピードシャトルを用意しておくといいです。
40個入り(白:10個、ピンク:10個、黄:10個、オレンジ:10個)
スイングの軌道やスイングスピードなど総合的に確認したい場合
SSK「SWING COACH(スイングコーチ)」
今自分のバットスイングのスピードやバット軌道、インパクトの時間などスイングに関するデータを見える化してくれるアイテムです。
普段使っているバットのグリップエンドにはめて、実際にボールを打ち計測します。
計測したデータは、スイングコーチ専用アプリに即座に転送され、すぐに確認することができるスグレモノ。
選手毎にスイングデータを保存できるので、チームで活用したら選手間での競争意識を芽生えさせることも可能では。
1スイングごとに3Dデータでスイング軌道も確認できるので、バッティングセンターやティーバッティング・フリーバッティング時に、自分のスイングを即座に確認できるのは非常に便利です。
野球の自主練習で小学生一人で使える練習道具のまとめ
今回、野球をしている小学生が一人で使用する事が出来る練習道具を紹介しました。目的に合った道具を使用して練習すると、練習効率やフォームの強制などに役立ちます。
自主練習でバッティングの練習をするさいには、バットを振るので危険が伴う事があります。周りに人がいない事を確認させ、スイングするように注意させないといけません。
更新日:2021/07/05
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