自分のスイングスピードは、実際どれ位なのか?野球をしている方なら、凄く気になる事なのでは。
ただ漠然と素振りをして、バッティング練習をするよりも、今の自分がどれ位のレベルにあるのかを知れると、さらにバッティング練習を工夫することも出来ますよね。
そんな、バッティング練習に画期的なアイテムが、野球用品メーカーのSSKから発売されているスイングコーチ(Swing Coach)。
普段使っているバットのグリップエンドにスイングコーチを取り付けて、実際にバッティング練習をすると、今スイングしたスイングスピードやバット軌道、インパクトまでの時間などを即座に知ることができます。
また、スマホアプリを連携させていると、スマホにスイング毎のデータが自動転送されて、スイング履歴としてバットスイングに関する様々なデータを確認できるようになるので、自分のバットスイングの改善にも役立つのでは。
このSSKから発売されているスイングコーチ(Swing Coach)を実際に使ってみたレビューになります。
SSKスイングコーチ(Swing Coach)のレビュー
スイングコーチ(Swing Coach)の特長
スイングコーチ(Swing Coach)本体をバットのグリップエンドに取り付けて、実際にバッティング(素振りでは上手く計測できないです)を行うと、ヘッドスピードやグリップスピード、インパクトまでの時間やスイング軌道、インパクト時のヘッド角などが計測されます。
また、3スイングごとにスイングへのアドバイス機能「コーチング」もあります。
スイングコーチ(Swing Coach)の製品仕様
本体サイズ | 38 × 36 × 14mm(センサーのみ) 40 × 40 × 49mm(マウント含む) |
ディスプレイサイズ | 18.5 × 18.5mm |
解像度 | 128 × 128 pixels |
ディスプレイタイプ | 直射日光下でも見やすい半透過型メモリインピクセル(MIP) |
重量 | 17g(センサーのみ) / 34g(マウント含む) |
電池寿命 / タイプ | 最大10時間 / 充電式リチウムイオン(交換不可) |
防水仕様 | IPX7 |
インターフェイス | USB |
スマホアプリとの接続 | Bluetooth |
スイングコーチ(Swing Coach)の付属品
スイングコーチ(Swing Coach)の付属品になります。
グリップエンドに取り付けるマウントやUSBケーブル(充電・データ転送用)、写真には写ってませんが取扱説明書なども。
スイングコーチ(Swing Coach)本体にもスイングスピードなどの計測データは表示されますが、基本的にはスマホアプリで計測データを確認していくスタイルになります。
スイングコーチ(Swing Coach)アプリをダウンロード
スイングコーチ(Swing Coach)のアプリをスマホにダウンロードしておくと、実際に使用するさいにスムーズに連携できるようになります。
使用するにはアカウント作成が必要なので、使用開始時に作成しておくといいです。
アカウント自体は、名前やメールアドレス、パスワードだけになるので、難しく考える必要は無いですね。
スイングコーチ(Swing Coach)本体とスマホアプリを連携させるには、Bluetooth接続する必要がありますが、簡単に連携させることができるので戸惑うこともないでしょう。
スイングコーチ(Swing Coach)本体をバットに装着
スイングコーチ(Swing Coach)本体を付属のマウント取り付けたのち、バットのグリップエンドにはめ込みます。
バットのグリップエンドの大きさとマウントの大きさを見ると、本当にはめ込むことができるのか疑問に思うでしょうが、マウントの素材はシリコンのような素材で伸びて、グリップエンドにしっかりと装着できます。
普通に使用している状態なら、決して簡単に外れるような事は無いのでは。
また、スイングコーチ(Swing Coach)本体自体が非常に軽いので、グリップエンドに装着してもスイング時に邪魔になるようなことも無いです。
スイングコーチ(Swing Coach)本体をマウントに装着した状態で操作や充電も出来るので、一々充電する度にマウントから取り外す手間も無いです。
実際にスイングコーチ(Swing Coach)を使ってスイング測定
実際にスイングコーチ(Swing Coach)を使ってスイング測定をするには、まず、スイング測定をする人の登録をします。
結構細かくデータが登録出来るので、正確に入力してもいいですが、最低でも打席と使用するバットの長さや重さは入力しておいた方がいいでしょう。
アプリ上で複数人のスイングデータを管理できるので、チーム単位で選手の登録をしてもいいでしょう。
アプリ上で、スイング数・平均ヘッドスピード・最速ヘッドスピード・最速グリップスピードが確認できます。
スイング履歴からさらに細かいデータを確認できる
一人一人のスイング履歴から、詳細な計測データを確認出来ます。
しかも、1スイング単位で記録されているので、今スイングした状態がどうなのかを一目で確認できるのは非常に便利ですね。
3D表示でスイング軌道をあらゆる角度から分析できる
3スイングごとに、コーチング機能でスイングに対するアドバイスが見れるので、今のスイングがどうだったのかをすぐに確認できます。
そして、スイング軌道を3Dで確認できるのですが、横からや上、キャッチャー側やピッチャー側など多角的に確認出来ます。
今のボールに対して、どういうスイング軌道をしていたのか、多角から確認できます。
ただのスイング軌道確認ではなく、インパクトの瞬間が違う色で表示されているので、ボールを打ったポイント確認もできるのは、バッティング練習で非常に役立つのでは。
スイングに関するデータが見れるとどう変わるのか
これはあくまでも実際に小学生へ見せた場合ですが、個々のスイングスピードが見えるので、選手間で競争意識が芽生えました。
もちろん、スイングスピードがただ早いだけでは意味がありませんが、それもでも各選手が継続して素振りをするきっかけ作りには大いに役立ちました。
また、スイング軌道が3D表示されて分かるようになるので、ボールをインパクトするまでの時間が長かった子が、それまで余計な動きをしていた事を簡単に把握でき、実際、1週間インパクトまでの時間を短くするスイングを意識してトレーニングを行いました。
その結果、たった1週間でボールをインパクトするまでの時間が短縮され、試合で長打を打ち相当自信をつけたのは言うまでもありません。
SSKスイングコーチのレビューまとめ
普段使っているバットのグリップエンドにスイングコーチを取り付けて、実際にバッティング練習をするだけで、今スイングしたスイングスピードやバット軌道、インパクトまでの時間などを即座に知ることができるのがSSKのスイングコーチ(Swing Coach)。
実際に教えている子供達が使ってみると、表示されるスイングスピードなどで競争意識が芽生え、さらに、スイング軌道を見せるとスイング時の余計な動きやインパクトのポイントなども表示されるので、バッティング練習が楽しくなっているようです。
もちろん、それにより試合で結果を出してくれると最高ですね。
複数人のスイング履歴が残せるので、チーム単位で購入して管理していくのもいいのでは。
関連記事 野球の自主練習で小学生一人で使える練習道具!バッティング練習編
最終更新日:2022/01/12
コメント