野球の試合でスコアブックをつけているチームは数多くあるでしょう。
そして、その試合のスコアブックから打率や防御率などを計算して記録し直したり、また、累積の安打数などを記録していくのはなかなか労力が必要です。
そこで、簡単に打率や防御率などを計算してくれて、試合の記録を入力していけば行くほど詳細なデータ分析をしてくれるスコアブック入力ソフトを紹介します。
試合に勝った負けただけでなく、選手個人の傾向など色々な分析に役立つので是非使用してみてください。
野球簿
野球簿の特徴や機能
試合の入力
- 最大延長30回。
- 1試合に1チーム最大30人まで出場可能。
- DH制対応。試合途中にDHがなくなる場合に対応。
- 10人DH制対応。試合前にチームごとに制度使用の有無を選択可能。
- DP制度、先発出場選手の再出場に対応。これによってソフトボールでの使用が可能。*但し一部機能制限有り(DPに対するDEFO代走、代打)。
- タイブレーク制に対応。開始打順の自由選択が可能。
- 3通りの試合入力方法(リーグ戦以外は2通り)の選択可能。数値だけを入力する方法 と、実際の試合展開通りに入力する方法の選択。
- 走者の進塁を打撃内容によって判断し、確率の高い処理を自動的に行う。そのために簡単な操作で の試合入力が可能となっている。
(例:ー死走者二塁で二塁ゴロなら、走者は自動的に三塁へ進む。もし三塁へ進まなかった場合は手動で修正を加える。) - 試合結果をスポーツ紙の試合結果欄のように印刷。
- スキャナから読み込んだ手書きのスコアシートを試合結果に挿入することが可能。
入力したスコアブックデータの分析など
- 作成可能リーグ数、シーズン数、チーム数、選手数、試合数制限なし(ハードディスクの空き容量次第によって変化)。
- 詳細なチーム情報の作成(ユニフォーム、電話、交通手段、スタメン、戦力分析など)。
- 詳細な選手成績の作成(得点圏・満塁成績、ストライクカウント別成績、打球方向、守備率、外野補殺など)。
- 詳細な選手情報の作成(住所、電話、守備、身長、遠投、ベースランニングなど)。
- 選手情報の項目を選択し、印刷可能。これによって、必要な項目のみを載せた名簿の作成が可能。
- 選手の移籍・引退に対応。
- 選手写真、チーム写真、簡単なスライド機能あり。
- 複数のシーズン成績(チーム成績・個人成績など)を選択し、集計することが可能。
- リムーバルディスク(フラッシュメモリ、SDカード)を用いた、 他パソコンへのデータ持ち出し機能、他パソコンからのデータ持ち込み機能あり。
- データ記録不能時の修復機能あり。
- チームデータ内の成績記録をCSVファイルとして出力することが可能。これにより、データをエクセル編集することが可能。
リーグ戦のスコア入力
- 一つのリーグ戦に最大48チームまで参加可能。
- 一つのリーグ戦の試合数は、最大300試合まで設定可能。
- 勝ち点制度対応(3種類から選択)。
- リーグ戦のタイトル選手の表示・入力が可能(打撃・投手タイトル、MVP・敢闘賞・ベストナインなど)。
- 成績上位選手の識別表示。
と豊富な特徴や機能があります。
野球簿のダウンロード先
野球チームの詳細なスコアやチーム・選手の管理が出来るソフトウェアの野球簿
対戦スコアだけでなく、選手の情報も管理出来るソフトウェアです。
対応OS:Windows 10/8/8.1/7/vista/xp
価格:2,365円(税込)無料試用可(試用制限あり)
ダウンロード先:ベクター 野球簿
インストール後
ダウンロードして、野球簿をインストールし終わるとデスクトップ画面上に野球簿のアイコンが表示されます。
その野球簿のアイコンをダブルクリックして起動させると、初回起動時に試用版の制限事項が表示されます。
試用版の制限事項
野球簿試用版の制限事項は以下のとおりです。
- 入力可能な試合数は10試合まで
- 表示可能な試合結果は1チーム10試合まで
- 試用期間15日
という試用制限になっています。
情報セットの入力
初回起動時に、開始準備として上記画面が表示されます。
情報セットを新規に作成して進めていきます。
野球簿スタート画面
起動すると、野球簿スタート画面が立ち上がります。
試用期間中は、画面の左上に”試用中”の文字
ライセンスキー入力
野球簿のライセンスキーを購入して、試用版を解除する場合画面のキー入力をクリックしてライセンスキーを登録します。
Vectorで野球簿のライセンスキーを購入しておけば、上記画像のようにVectorサイト内でライセンスキーを保存表示してくれるので便利です。
ベクターダウンロード 野球簿
野球簿のライセンスキー入力画面で、Vectorから届くメールに記載されているライセンスキーを入力して試用制限の解除を行います。
野球簿の試用制限が解除されると、上記画像のようにメッセージが表示されます。
また、野球簿のスタート画面左上に表示されていた”試用中”の文字が消えます。
野球簿の使い方
チーム情報
野球簿のスタート画面のチーム情報から、チーム情報の入力画面に進めます。
チーム内の色々な情報を登録しておく事が出来ます。
また、選手情報の部分で、選手個人の情報を登録しておく事も出来ます。
試合のデータ入力
試合のデータ入力には、詳細データ作成と簡易データ作成がありますが、スコアブックを眺めながら入力するなら断然詳細データ作成で試合データを入力した方がいいです。
細かいデータも入力されていくので、後のデータ分析に役立ちます。
データ入力は、打者1人ごとにスコアブックの流れのまま、球数やカウントを選択して結果のボタンをクリックしていけば簡単に入力していけます。
1人ごとで入力していきますが、馴れてくると1試合分のスコアブックのデータ入力は10~15分程度で入力出来るようになります。
データ分析
スコアブックのデータを入力していくと、豊富なデータ分析が出来るようになります。
投手成績
- 先発・リリーフ時の防御率等
- 対打者左右別に被打率等
- カウント別の被打率等
- 得点圏・満塁時の被打率等
- アウトの種類割合・グラフ表示(ゴロ・フライ・三振)
- 主要成績一覧表示
打撃成績
- 主要成績一覧
- 出塁・長打率
- 得点圏・満塁の打率
- 対投手左右の打率
- 序盤・終盤別の打率
- カウント別の打率
- 盗塁成績
- 代打成績
- 左右打席別打率
- 打球方向割合グラフ表示
守備成績
- 主要成績一覧表示
とかなり豊富なデータ分析が出来ます。
まとめ
野球のスコアブックからデータ入力をして管理・分析するソフトウェアの野球簿
試合の結果から選手個人の弱点や傾向などを読み解く事も出来るようになり、また、打順を決めるさいの参考にしたりと色々とデータ分析できとても役に立ちます。
個人的にはストライクカウントごとの打率表示が選手の性格をとても表して表示されるのでお気に入りの機能の一つです。
折角つけているスコアブックをこのソフトを使ってさらにデータ分析に活用してみてはいかかでしょうか。
更新日:2021/05/24
コメント
野球簿の他に野球のスコアブックからデータ入力をして管理・分析するソフトウェアはありますか。
また、野球簿はwindows10に対応してますか。
>太田 剛様へ
初めまして、当サイトの管理人のTDです。
>野球簿の他に野球のスコアブックからデータ入力をして管理・分析するソフトウェアはありますか。
利用料金が掛かる物が多いですが、以下に記載します。
野球スコア分析ツール X-SCORE(WEBアプリ)
http://sportsxproject.jp/special/xscore
FIELD AID SCORE BOOK(iPadアプリ)
http://fa-scorebook.com/
みんなの9389(WEBアプリ)
http://9389team.jp/
などがあります。参考までに
>野球簿はwindows10に対応してますか。
まだ、Windows10にインストールした事が無いのですが.netframework2.0を使っているので動作すると思いますが、まだ、試した事はありません。
今度、Windows10にインストールしてみます。
クレジット以外での支払いは可能ですか。クレジットカード以外での支払いが可能ならば,銀行引き落としなど支払方法を教えてください。それから熟考したいと思います。
>小山 様
初めましてTDです。
野球簿の購入方法の件ですが、ベクターのプロレジ商品になるのでクレジット以外でも購入出来るみたいです。
下記購入方法が対応しているみたいです。
PayPal
Yahoo!ウォレット
コンビニエンスストア
Pay-easy(郵便局、銀行ATMお支払い)
ネットバンク
nanacoネット決済
電子マネー
自分は、クレジット以外で購入した事が無いので他の購入方法は試した事がありませんが、ベクターのヘルプを参考にしてみて下さい。
http://n.shop.vector.co.jp/service/man/payment.html
こんばんは。佐賀県武雄市の蒲地と申します。
昨年9月頃に野球簿を購入して中学野球のスコアを入力していたのですが、先だってパソコンが壊れてしまいました。再度インストールしたいのですが、シリアル番号を忘れてしまいました。また購入になるのですか?
>蒲地 様へ
こんばんは、管理人のTDです。
Vectorで野球簿を購入しているのなら、Vectorのサイトで会員情報にログインする事でライセンスキーを確認する事が出来ます。
また、ソフトの方もそのページからダウンロードする事が出来ます。
もし、Vectorで会員登録しておらず、また、購入時のメール自体を紛失している状態だと再購入しか方法が無いかもしれません。
逆に会員登録をしていたなら、Vectorに会員登録したメールアドレスでパスワードを再発行してもらったらいいかもしれません。