野球の試合解説や試合後の速報などで、マルチヒットと言う言葉を聞くことがあるかと思います。
また、ごくたまに猛打賞(もうだしょう)という言葉を聞く機会もあるかと。
その野球の用語として使われる、マルチヒット(複数安打)や猛打賞の意味を解説します。
マルチヒット(複数安打)や猛打賞とは
1試合で同じバッターが複数回ヒットを打った場合に、マルチヒット(複数安打)と言われます。
元々私が小さい頃は、一人のバッターが2安打して、「マルチヒット」と日本の野球解説者が言っていた記憶はありません。
一人のバッターがヒットを3本打って初めて、猛打賞(もうだしょう)と言われ、称賛されていました。
いつ頃からマルチヒットと言う言葉が、聞かれるようになったのでしょうか。
いつからマルチヒット(複数安打)と言われるようになったか
メジャーリーグの中継では、マルチヒットは良く耳にします。
イチロー選手がメジャーに渡って、日本でメジャーリーグの試合中継を多くされるようになってからでは無いかと記憶しています。
特にイチロー選手は、1試合で複数ヒットを打つ事が多かったので、その表現として野球解説がマルチヒットと呼んでいた記憶があります。
もちろん、野茂投手がメジャーリーグに渡った時もメジャーリーグの中継でマルチヒットの言葉はあったと思うのですが、投手の場合マルチヒットを打たれたと言うよりも、三振をとったの方が中継では良く聞かれていたので、あまり馴染みのない言葉だったので記憶にないのでしょう。
イチロー選手が渡米して、日本の解説者がマルチヒットを使い始めて、日本プロ野球でも解説などで使われるようになり今現在、普通にマルチヒットと言う言葉を使うようになったのでしょう。
(ひょっとしたら、松井選手が渡米してからかもしれませんが)
日本のマルチヒット記録
1994年にイチロー選手が、69回マルチヒットを打ったのが日本記録とされています。
また、イチロー選手は当時オリックスに所属しておりパ・リーグの記録でもあります。
セ・リーグ最多記録は、青木 宣親(あおき のりちか)選手が2010年に68回記録しています。
今現在(2015年時点)、どちらの選手もメジャーリーグに属して活躍しているので、日本でマルチヒットを多く打てる選手は、メジャーでも活躍出来る可能性がある事がわかります。
(もちろん、バッティングだけでなく走力・守備力なども優れていますが)
マルチヒットや猛打賞の意味のまとめ
最近では、マルチヒットを野球中継やスポーツ紙で、聞いたり・見たりする事が普通になってきました。
2本以上のヒットを記録してマルチヒット(複数安打)の記録を更新するような選手がまた、出てくる事に期待したいです。
いや、そんな選手が出てこないと、プロ野球の人気がどんどん低下していく事になってしまいますね。
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