野球で投手に記録されるセーブという記録。
投手の役割が先発・中継ぎ・抑えと分業になってから、特に抑え投手に記録される機会が多いのがこのセーブ。
このセーブが記録される条件が少し複雑で、わかりにくい事も。
そこで、投手がセーブを記録が記録される条件などを解説します。
投手の記録 セーブとは
勝利投手以外で、救援登板した投手が自チームのリードを試合終了時まで保っていると、その投手に「セーブ」が記録されます。
ただし、そのセーブが付く条件がありそれを満たさない場合には、セーブが記録されません。
救援投手にセーブが付く必須条件
- 自チームが勝利を得た試合で最後まで投げきった投手
- 勝利投手の記録を得なかった投手
上記2つが救援投手にセーブが記録される必須条件となります。
さらに次の項目のうち、一つでも該当する必要があります。
一つでも該当すべき項目
- 自チームが3点リードのときに出場して、最低1イニング投げた場合
- 救援登板時に塁上にランナーがいてそのランナーが、ランナー及び相対するバッター、または、ランナーと相対するバッター及びその次のバッターが得点すれば同点となる状況の下で出場して、リードを守りきった場合
塁上にランナーが残されていないとき相対するバッターか、または、相対するバッター及びその次のバッターが得点すればタイとなる状況の下で登板してリードを守りきった場合 - 最低3イニング投球して、リードを守りきった場合
となっています。
1や3の項目は大体理解出来ますが、2の項目が難しく感じます。
意味を噛み砕いて考えると簡単です。
簡単に表現すると、バッターに2者連続でホームランを打たれたら同点になる場面で登板して、自チームのリードを守りきった場合となります。
セーブが記録される例
- 9回裏1点差で登板、そのリードを保ったまま勝利。
- 9回裏4点差で2アウト満塁の場面で登板し、3点失ったが1点差を残し勝利。
- 7回裏10点差でノーアウトランナーなしから登板、9回裏までで9失点したが(3イニング)勝利。
他にも色々なセーブが記録される場面がありますが、一つの例としてみて下さい。
まとめ
プロ野球では投手が先発・中継ぎ・抑えの分業制となっています。
そして、セーブが記録される場面で抑え投手が登板してくる事が多いです。
そのセーブが記録される条件は、少し複雑な事も。
- 自チームが勝利を得た試合で最後まで投げきった投手
- 勝利投手の記録を得なかった投手
がセーブが記録される必須条件で、さらに下記の項目に一つでも該当したらセーブが記録されます。
- 自チームが3点リードのときに出場して、最低1イニング投げた場合
- 救援登板時に塁上にランナーがいてそのランナーが、ランナー及び相対するバッター、または、ランナーと相対するバッター及びその次のバッターが得点すれば同点となる状況の下で出場して、リードを守りきった場合
塁上にランナーが残されていないとき相対するバッターか、または、相対するバッター及びその次のバッターが得点すればタイとなる状況の下で登板してリードを守りきった場合 - 最低3イニング投球して、リードを守りきった場合
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更新日:2022/07/16
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