「ワイルドピッチ(悪送球)」と「パスボール(捕逸)」の違いは何かを解説【野球用語】

「ワイルドピッチ(悪送球)」と「パスボール(捕逸)」の違いは何かを解説【野球用語】 野球のルール

野球中継を見ていると、「パスボール」や「ワイルドピッチ」という言葉を耳にする機会がありませんか。

また、試合の記録を付けるスコアラーをする機会があれば、今のは「パスボール」「ワイルドピッチ」のどっち?

こういう判断が必要な場面に遭遇することもあるのでは。

簡単に言うと、パスボールは捕逸、ワイルドピッチは暴投とも言います。

この「パスボール(捕逸)」と「ワイルドピッチ(暴投)」の違いは何かを解説します。

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「パスボール」と「ワイルドピッチ」の違いは何か?

ワイルドピッチ(暴投)とは

ワイルドピッチ(暴投)とは

公認野球規則10・15の「暴投と捕逸の記録」
(a) 投手の正規の投球が高すぎるか、横にそれるか、低すぎたために、捕手が普通の守備行為では止めることも処理することもできず、そのために走者を進塁させた場合には、暴投が記録される。

(1) 投手の正規の投球が、本塁に達するまでに地面に当たり、捕手が処理できず、そのために走者を進塁させた場合には、暴投が記録される。

引用:公認野球規則10・15の「暴投と捕逸の記録」

公認野球規則に定められているとおり、ワイルドピッチ(暴投は投手に記録されるエラー(実際には失策では無い)です。

ちょっと、ワイルドピッチ(暴投)の定義が分かりにくいと思うので、簡単に説明します。

ランナーがいる状態で、ピッチャーが投げたボールをキャッチャーが、上や横に大きく移動して捕球しようとしても捕れなかったり、弾いてしまいランナーが進塁した場合

まず、塁上にランナーがいる状態がワイルドピッチ(暴投)が記録される最低条件となります。

そして、キャッチャーが普通に捕れないボールを投げてしまって、ランナーが進塁した時に記録されます。

あきらかに、とんでもないボールを投げてキャッチャーが捕れなくても、ランナーのボーンヘッドで進塁しなかった場合には、ワイルドピッチ(暴投)は記録されません。

あくまでも、塁上のランナーが進塁した原因は何だったのかを記録します。

パスボール(捕逸)とは

パスボール(捕逸)とは

公認野球規則10・15の「暴投と捕逸の記録」
(b) 普通の守備でなら保持することができたと思われる投手の正規の投球を、捕手が保持または処理しないで、走者を進塁させたときには、捕手に捕逸が記録される。

引用:公認野球規則10・15の「暴投と捕逸の記録」

公認野球規則に定められているとおり、パスボール(捕逸)は捕手に記録されるエラー(実際には失策では無い)です。

やはり、ワイルドピッチ(暴投)の定義と同様に、パスボール(捕逸)の定義が分かりにくいと思うので、簡単に説明します。

ランナーがいる状態で、ピッチャーが投げたボールをキャッチャーが通常の守備なら捕れるボールを捕れなかったり、弾いてしまいランナーが進塁した場合

まず、塁上にランナーがいる状態がパスボール(捕逸)が記録される最低条件となります。

ピッチャーが投げたボールを、キャッチャーが普通なら捕れるところを捕れなかったり、弾いてしまいランナーが進塁した時に記録されます。

ワイルドピッチ(暴投)かパスボール(捕逸)かを決めるのは公式記録員

プロ野球中継を見ていると、「今のはワイルドピッチだろ!」「今のはパスボールだとキャッチャーが可愛そう」などの声が聞こえてきます。

では、このワイルドピッチ・パスボールの判定をしているのが誰なのかというと、プロ野球などの場合公式記録員がワイルドピッチ・パスボールの判定をします。

ちなみに、ヒット・エラーなどの記録も公式記録員が判断します。

審判はあくまでも、その時起きたプレーをジャッジするだけです。

ランナーがいない状態で唯一ワイルドピッチ・パスボールが記録される場面

ランナーがいない状態で唯一ワイルドピッチ・パスボールが記録される場面

先程まで、ワイルドピッチ(悪送球)・パスボール(捕逸)が記録されるのは、塁上にランナーがいる状態と言いましたが、唯一塁上にランナーがいない状態で、ワイルドピッチ(悪送球)・パスボール(捕逸)が記録される場面があります。

バッターが振り逃げによりランナーになった時です。

野球をしていると、「バッターが三振して振り逃げをする場面」にはよく遭遇しますよね。

細かい部分は省きますが、バッターが三振してキャッチャーがその三振したボールを正しく捕球、もしくは、弾いてしまった場合にはランナーが一塁へ走ります。

そして、セーフになった場合、その振り逃げになった原因が「ワイルドピッチ(悪送球)・パスボール(捕逸)」なのかも一緒に記録されます。

簡単に言えば、降り逃げが成立した場合スコアブック上には、三振とワイルドピッチ・パスボールのどちらかが記録される事になります。

すごく簡単な理由ですが、第3ストライクの時点で三振が記録されたが、進塁されたのがワイルドピッチなのか、パスボールなのかなので。

「パスボール」と「ワイルドピッチ」の違いは何かのまとめ

「パスボール」と「ワイルドピッチ」の違いは何かのまとめ
ワイルドピッチ(暴投)

ランナーがいる状態で、ピッチャーが投げたボールをキャッチャーが、上や横に大きく移動して捕球しようとしても捕れなかったり、弾いてしまいランナーが進塁した場合

パスボール(捕逸)

ランナーがいる状態で、ピッチャーが投げたボールをキャッチャーが通常の守備なら捕れるボールを捕れなかったり、弾いてしまいランナーが進塁した場合

今のプレイがワイルドピッチ(暴投)なのか、パスボール(捕逸)なのかの判定は、公式記録員が判定します。

簡単に言えば、ピッチャーがどんなボールを投げても、キャッチャーが全て受け止めてランナーを進塁させなければ、ワイルドピッチ(暴投)・パスボール(捕逸)は記録されません。

元々そういうつもりでキャッチャーは、ピッチャーのボールを必死に受けているのですが。

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